始めて9年にして、ようやく「泳げる」ようになったのかもしれない。

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3月25日土曜日
 日一日と陽射しが輝きを増している。しかし今日の空気は冷たかった。こうした天気は苦手だなあ。明るい光に誘われて勇んで外に出ると、いきなり冷や水を浴びせられた気分になる。
 今日はスイムとバイクのトレーニング。日の明るさだけ見れば、バイクの気分満々となるのだが、風の冷たさを思うと気がなえてしまう。そんな状態で「よし行こう」と言いきかせ、すべての用意をして出かけようとおもったら、なんとヘルメットがない。見当たらない。仕方ない。バイクを諦め、スイムとジムに変更し、荷物を入れ替えて普通の自転車ででかけた。
 
 まずスイム。これがうまくいかなかった。100メートルを2分40秒×7本が回せない。1本目は2分30だが、2本目からタイムが落ちていく。これはいけないといろいろやってみるのだが、手ごたえなく、あがくように落ちていく。大いに意気消沈した。
 そこで1時間のトレーニングのあと、バイクは行かないので、スイムの自主練を続けた。特に何かの目的をもったわけではないが、意気消沈の気分をなだめたかったのだろう。そこで、ちょっとした、いや、私にとっては大きなことが起こったのだ。それをお伝えしたい。

 私のスイムの欠点。それはブレスをしたときに延ばしている手が落ちてしまうこと。私は左ブレスだが、左手を前に出そうとすると、右手が落ちてしまう。いや、正確に言えば、右手をかいてしまう。この状態を回避するにはキャッチアップクロールが有効で、これであれば、左手が「追いつく」まで、右手はのびた状態にある。これは問題なくできる。しかしだ。しかし、このキャッチアップクロールは楽しくないのだ。泳いでいるリズム感、躍動感が得られない。さて、どうしたものか。これがスイムの基本的な悩みであった。
 それが今日、完全にキャッチアップではなく、キャッチアップ気味でリズムをもって泳ぐ方法を会得できたのだ。リズムと躍動感をもって「キャッチアップ気味」に泳ぐことができたのだ。トライアスロンを初めてもう9年になる。9年目にしてようやく「クロールらしきもの」を手に入れた実感があった。大きな驚きであった。
 やってみればポイントは簡単で「リズム」である。私なりの(右手がおちてしまう)クロールのリズムはある。面白くはないがキャッチアップのリズムもある。しかし、その間のリズムがつかめなかったのだが、今日、つかむことができた。
 ポイントはブレスとキックのタイミング。そして大きなローリングでブレスを楽にする。これでなんとなくつかむことができて、25メートルを何回も繰りかえしてみた。感じはつかめたように思う。
 しかし、しかしだ。だからとって速くなったわけではない。
 まあ、それは次の楽しみとしよう。
 今日の驚きは、「続けていけば何かが起こる」ということ。
 トライアスロンを始めた9年前。レースまではいけなくとも、泳げるようになればいいだろうと思った。マラソンを走れることができれば、それでいいと思った。マラソンは5時間以内で走ることができるようになった。レースも伊是名ではハーフを完走できた。そしてどうやら泳げるようになったようだ。
 「続けていけば何かが起こる」。
 私にとって、これがトライアスロンの最も大きな楽しみだ。

なにはなし プールであがいて 春来たり

 ヘルメットはジムに忘れていて保管されていた。
 始めたときから使っているので、これを機会に買おうと思っていたが、出てきたので、もう少し使ってみようか。

3月26日日曜日
 今日は一日冷たい雨。終日友人の出す本の校閲に向かっていた。
 いま校閲済のゲラを宅配集荷で送った。
 明日の朝までには新規プロジェクトのコピーを書かなくてはならない。
 今日も泳ぎに行きたい気分は強いのだが明日にしよう。

 写真は出てきたヘルメット。
 消耗品なので、安全を考えれば買わないといけません。

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