パーソナルレッスンの勧め。自分の身体を知る楽しみ。

私の通っているTipness南行徳で、スピニングバイク6台が新設された。これは嬉しい。バイク用のローラー台を買おうかどうか、大いに迷っていたが、これで決着がついた。ローラー台の購入は見送ってスピニングバイクを活用する。だって基本的にローラー台なんて家に置きたくないもの。
このブログでは何回も書いているが、バイクというものがわからない。どうしたら力を入れられるのが、スピードアップするときはどこにどのような力を入れるのか、そのときの身体のリズムはどこでどのようにとるのか、そのあたりがさっぱりと分からず、漫然としてペダルを回している。
ランであればポイントは腰の位置と回転にあると自分なりに把握し、腰に意識を向けながら、姿勢、力、リズムをコントロールするダンスのような感覚を楽しんでいる。
スイムは本当に全身スポーツで、足の指先から手の先まで、意識を行き渡らせる必要があるが、最近は肩のローリングとブレスのタイミングと肘の位置と腕の伸びという連続動作を基本にコントロールすることで、全身に意識が行き渡る感覚をつかんでいる。
でも、バイクは分からない。こうしたことは基本となる「コツ」であり、「コツ」を覚えれば身体はラクに、レベルは上になるというのが私の理解であるが、その「コツ」がわからない。

ランとスイムについては、パーソナルレッスンの効果が高いと思っている。
実は今回のテーマはバイクではなくパーソナルレッスンである。
昨年の11月より、セントラルスポーツ錦糸町店の石橋トレーナーのパーソナルレッスンを受けている。
以前から私のことを継続的に見ていただけるパーソナルトレーナーについてみたいと思っていたが、幸いにもATAの仲間から紹介を受けて、石橋トレーナーに出会い、早や4ヶ月、十分な手ごたえを感じている。
私の年齢というよりも、おそらく40歳を過ぎたら誰でもそうだろうとは思うが、もはや無闇に練習を重ねても上達は望めない。若いうちは無我夢中で身体をいじめているうちにスキルをつかめていくということもあろうが、この年齢となるとそうはいかない。いじめるだけの体力がもはや枯渇している。
それぞれの身体の状態に合わせて、(これが大切なのだが)頭でちゃんと理解し、いちいち確認してスキルを身につけていかなくてはならない。その欲求に応える方策はパーソナルトレーナーしかない。
いま、ほぼ2週間に1回のペースでパーソナルレッスンを受けている。時間は1時間。約45分はストレッチングで、15分はスイムである。
ストレッチングではベッドに横になり、石橋トレーナーのストレッチングを受ける。筋肉をほぐすマッサージではなく、主に関節に働きかけて稼動域を高めていく。私の場合、石橋トレーナーいわく「筋金入り」の硬さであり、なんと踵をお尻につけることが目標になっているほど。「よくこれでやっていますねえ」と感心されてしまう。
毎回45分も身体を見ていただいているだけに、スイムについても、私の身体の状態に合わせたアドバイスとなる。「本当はこうなのだが、岩崎さんのいまの身体では無理なので、これで良しとしましょう」「もう一段伸ばすのにはこのところを柔らかくする必要がある」という指摘がいちいち納得で、この年齢になり、初めて自分の身体と向き合った楽しさを味わっている。
例えば、膝と股関節のストレッチングにより、まず歩くのが早くなり、ランの時の腰の回転がわかるようになってきた。それまでは頭で理解をしても身体で確かめることができなかったが、身体で理解できるようになった。
おもしろいのはスイム。最近になってようやく、上級者のスイムはどこが違うのかがわかってきた。ポイントは肩甲骨、肘の位置、腕の伸び。そんなことはスイムを始めたときから言われていたが、よくわかっていなかった。泳いでいる姿をみて「うまいよなあ」と感心はしても、どこがどのようにうまいのかが分かっていなかった。でもいまは自分なり理解し、上級者のスタイルをイメージしてトレーニングできるようになっている。
これもストレッチングにより、自分の身体を理解するところから生まれているのだと思う。「このように動かすとこのようにうまくいきます」と言われ、それは納得しても、結局は自分の身体のレベルでしか消化できない。よって自分の身体のレベルでしか理解できない。これでは言われてもできないということが残るだけとなる。
逆に自分の身体を理解することで、言われているなかで自分のできること、できないこと、こうすればできるようになるかもしれないことが整理して理解できるようになる。だから上級者を見ても「このところは私なりにとりいれられるだろう」ということになる。そうしたことが分かったことは大いなる驚きであり、私の細胞と筋肉と生命に触れる歓びである。人間の身体とは面白いものだ、ということが還暦を過ぎてわかったことも重ねて面白い。

最近のパーソナルレッスンのスイムで50メートル1分9秒であった。スイムについてはだいぶ手ごたえが出てきた。ということで、次はバイクとなり、話は冒頭のスピニングバイクに戻る。

バイクのり 春の嵐に 飛ばされて
まだ寒い 今年の春を 待ちわびて

スポーツも、年齢により、さまざまな楽しみ方があるものだ。
これまで知らなかった自分をスポーツによって知る。
これには年齢を超えた楽しさがあると思う。

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